こんにちは!ワイコバです!
今回は北アルプスの主峰、穂高連峰の中でも一番入門コース、新穂高ロープウェイから西穂高岳を目指すコースを紹介します。
西穂高岳は穂高連峰の南端に位置しており、西穂高山頂を1峰(主峰)を基準に南西方向へ、大小13峰のピークが存在しています。その中には、11峰:独標や8峰:ピラミッドピーク、4峰:チャンピオンピークといった、名称がつけられているものもあります。
新穂高ロープウェイからコース(往復)なので、体力や技術、時間に応じたピークハントをすることができます。
この記事でわかること
- 登山口までのアクセス、駐車場、ロープウェイの運賃
- 新穂高ロープウェイから西穂高岳へ日帰りの行程概要
- 実際の山行レポート
- 周辺の温泉
- まとめ
駐車場・新穂高ロープウェイについて
新穂高ロープウェイは第一・第二の二つのロープウェイを乗り継ぎます。

駐車場
登山者は無料の鍋平登山者用駐車場か、有料予約駐車場の予約制鍋平登山者専用有料駐車場を利用し、しらかば平駅から第二ロープウェイのみを利用することをオススメします。
お盆期間など混雑する際には、無料、有料共に満車になることがあるので予約すると間違いないですね。
無料駐車場https://maps.app.goo.gl/AmAgBYbPPrUzUrEz9
予約制有料駐車場https://maps.app.goo.gl/R37yz8M3Eh7zmRrq9
予約サイト鍋平登山者専用駐車場予約サイト|トップページ

運賃と所要時間
第二ロープウェイのみを利用する場合は、しらかば平駅から西穂高口駅まで約7分の乗車です。
手荷物の重量が6kgを超えると追加料金600円がかかりますのでご注意ください。
| 第二ロープウェイ | 往復 |
| 大人 | 3700円 |
| 子ども | 1850円 |
山行について
実際の行程を写真と共に紹介します。
標準的なタイムよりも少し早めの行動ペースになっているため、参考にする際には1.3~1.5倍と考えてみてください。
山行タイム
登り:3時間
下り:3時間半
西穂高口駅~登山口(10分)
西穂高口駅を降りて登山口までは、頂の森を歩いて10分ほどです。

頂の森は熊出没注意
登山口~西穂山荘(30分)
登山口から西穂山荘までは緩やかな登り基調の樹林帯です。日差しは遮られますが、風が通らないからとにかく蒸し暑いです。。。(8月)
樹林帯を進むと急に小屋が表れます。

西穂山荘~西穂丸山(10分)
西穂山荘から先は稜線歩きの始まりです。山荘を出てすぐ手を使ってよじ登るような岩場がありますが、それを越えるとハイマツの中を進む緩やかな登りです。
西穂丸山の近辺は、2013年に公開された映画「岳」のロケ地にもなっています。


西穂山荘にて掲示されていた映画「岳」の撮影現場
西穂丸山~独標(40分)
序盤は稜線歩きです。

独標が見えてきました。
最後は岩登りです。この辺からヘルメットを着用して進みます。

独標~ピラミッドピーク(25分)
独標に到達しました。
独標で折り返す登山者も多いので賑わっていました。

独標からピラミッドピークを目指します。下の画像は独標から下降するところです。
おそらくここが一番怖いところ。。。
足場はしっかりしていてホールドも見えますが、下は落ちているので、ワンミス死ですね

独標からピラミッドピークに向けて降りる
ピラミッドピーク~西穂高岳(45分)
ピラミッドピークから西穂高岳山頂にかけても岩場が続きます。
個人的には、独標から下る所よりはマシかな、といった印象でした。

慎重に三点支持ができればそこまで難しくはない印象。

西穂高山頂
山頂に到着!
ガスで景色は見えませんでした…

少しガスが抜けると、映えスポットもありました。

ガス抜けました!
眼下に見えるのは岳沢と上高地ですね

下山(三時間半)
下山は来た道を戻るだけ~
映え写真撮り大会が始まって、登りよりも時間がかかりました(笑)



西穂と言えばこれ!
下山後の温泉
登山口の名前の通り周辺には多くの温泉があります。
その中でも特におすすめしたい平湯温泉
広大な敷地の施設に豊富な温泉、キンキンに冷えた水風呂など、疲れを癒せること間違いなしです。
入浴料
大人700円 子ども500円
まとめ
・ロープウェイで一気に標高をあげてアクセスしやすく、本格的な稜線が楽しめる
・体力と技術に合わせて、独標まででも十分に楽しむことができる
・天候が良ければ絶景とスリルが楽しめる


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